理事長のメッセージ

「社会連携(産学官金連携)のための研究者紹介」の発行に関して

学校法人鈴鹿医療科学大学
理事長 髙木 純一

鈴鹿医療科学大学は、1991年(平成3年)日本で最初に設立された「4年制の医療系大学」です。当初は2学部4学科からなる小さな大学でしたが、社会や医療界の要請に応え、薬学部や看護学部などを増設し、現在では4学部9学科(13専攻)を有する「医療・福祉の総合大学」となりました。

「医療人底力教育」など特色ある教育はもとより、薬学部設立に伴い研究者も増加し、年々研究が増加しております。平成30年の科学研究費補助金の額は、私学570校のうち101番目でした。中でも、挑戦的研究(開拓)では、激戦の中、国立の研究所・大学と並び私立大学では唯一本学の研究課題が採択されました。

本学では、これまでも常に地域社会における医療・福祉分野の潜在的ニーズを意識しており、個々の教職員が地域社会の皆様と連携した様々な活動を行ってまいりましたが、その橋渡し役の窓口として、「社会連携研究センター」を開設いたしました。

大学の敷居は高く近づき難いと感じている方にも、本学の人的・知的シーズをより効果的に地域社会に活用して頂くため、2015年からは、「社会連携(産学官金連携)のための研究者紹介」と称した全学シーズ集を発刊することにいたしました。今回のシーズ集の発刊に際して、地域社会の皆様との連携が益々深まることを期待しています。

学長のメッセージ

鈴鹿医療科学大学
学長 豊田 長康

本学のシーズ集は社会連携研究センター長の鈴木宏治先生のご尽力と本学教員および職員のご協力により2015年から公開されています。

本学は1991年に日本初の 4 年制医療系大学として創立され、当初2学部4学科であった教学組織が現在では4学部9学科に充実され、名実ともに医療系総合大学に発展しました。

本学の建学の精神は「科学技術の進歩を真に人類の福祉と健康の向上に役立たせる」です。そして、創立にかかわられた初代理事長の中村實先生の銘には「一に教育、二に研究」と書かれています。本学は、大学の最も大切な使命である「教育」および「研究」により、この建学の精神を具現化しようと日々努力し、今日の発展を迎えました。

この、大学の大学たる役割である教育、研究に加えて、第三の役割としての社会貢献の必要がわが国で強調されるようになったのは、2000年頃からであると思われます。それまで、象牙の塔とも表現されていた大学が、地域社会に対して門戸を開くことになりました。

本学においても、地域の企業や自治体との共同研究を着実に推進して、地域にある医療系総合大学としての特色ある社会貢献に取り組み、その実績が積み重ねられつつあります。

また、2007年に三重大学と包括連携協定、2014年に三重県農業研究所と共同研究協定、2018年に鈴鹿工業高等専門学校と学術研究に関する交流協定(医工連携研究会など)を結ぶなど、近隣の教育研究機関との共同研究も進めています。

今後も、このシーズ集が大いに活用され、この地域における産学官民連携にいっそうの弾みがつき、大学と地域の問に WIN-WIN の関係が構築されて、「科学技術の進歩を真に人類の福祉と健康の向上に役立たせる」という本学の建学の精神が、いっそう輝きを増すことを期待しています。